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Qoo10の検索連動型広告とは?プラス展示・パワーランクアップ・スマートセールスの違いと使い分け

Qoo10でお客さまが商品を探すときの主な入口は、Qoo10内の検索です。検索結果やカテゴリーページで商品を上位に表示させる「検索連動型広告」には、「プラス展示」「パワーランクアップ」「スマートセールス」の3種類があります。

3つはいずれも検索結果に商品を表示させる広告ですが、課金方式も掲載のされ方も異なります。どれを使うかは「何を目的に、どの商品を出すか」によって変わります。それぞれの仕組みと費用、使い分けの考え方を解説します。

1. Qoo10の検索連動型広告とは

3つの広告は、いずれもQSMの「プロモーション」メニューから設定します。主な違いは次のとおりです。

項目プラス展示(キーワード別)パワーランクアップスマートセールス
課金方式入札制(落札額を支払い)期間ごとの定額成果報酬(売上発生時に手数料)
費用入札開始価格100〜1,000円(キーワードにより異なる)1日あたり100円(2日200円〜)決済金額 × 手数料率(5〜30%)
掲載場所指定キーワードの検索結果上段検索結果・カテゴリーページの上段検索結果・カテゴリーページ・商品ページ下段のPRエリア
掲載期間毎日18:00から24時間2日〜90日期間を設定、または終了日なし
主な目的目的買いのお客さまの獲得アクセス数の向上新規顧客の獲得・注文獲得コストの抑制

検索結果では、上から「プラス展示の商品 → パワーランクアップの商品 → 一般商品」の順に表示されます。スマートセールスの商品は表示位置が固定されておらず、設定した手数料率によって表示位置と表示頻度が変わります。商品リストの上段などに表示される場合もあり、[PR]マークで一般商品と区別されます。

2. プラス展示(キーワード別)

プラス展示(キーワード別)は、お客さまが特定のキーワードで検索したときに、検索結果ページの上段に商品を表示する広告です。表示されるのは最大10商品です。すでに買いたいものが決まっているお客さまに届くため、購入につながりやすいのが特徴です。割引の設定は必須ではないため、値引きをしにくい商品の販促にも使えます。

費用は入札制で、クリックごとに課金される広告ではありません。入札は毎日19:00から翌日17:50まで受け付けられ、18:00に落札が決まると、落札した商品が18:00から24時間掲載されます。落札できなかった場合、入札に使ったQキャッシュは返金されます。

  • 入札開始価格は、キーワードの1日あたりの検索数に応じて100〜1,000円の範囲で設定されています。
  • 入札したキーワードは、表記ゆれなどの類似キーワードの検索にも適用されます。
  • QSMで、キーワードの1日あたりの検索数、入札数、前日の落札価格を確認できます。入札額を決める際の判断材料になります。
  • 入札期間を設定すると、期間中は自動で入札されます。

※カテゴリーページに表示する「プラス展示(カテゴリー別)」もあります。

3. パワーランクアップ

パワーランクアップは、検索結果とカテゴリーページで、商品を一般商品より上に表示する広告です。表示位置はプラス展示の商品の下、一般商品の上です。広告であることの表示は付かず、パワーランクアップを設定した商品が複数ある場合は、Qランキングによって表示順が決まります。

掲載期間は2日(200円)から90日(9,000円)まで6つの期間から選べ、いずれも1日あたり100円です。複数の商品をまとめて設定できるため、主力商品の露出を継続的に底上げしたい場合に使いやすい広告です。

  • 開始日は申請日から45日以内で指定でき、申請当日から始めることもできます。
  • 掲載が始まった後は、期間の変更・キャンセル・返金はできません。変更できるのは自動延長のON/OFFのみです。
  • 自動延長をONにすると、最初に設定した期間と同じ期間で延長されます。延長時点でQキャッシュが不足している場合は延長されません。

4. スマートセールス

スマートセールスは、広告経由で売上が発生した場合にのみ手数料がかかる成果報酬型の広告です。ショップが手数料率を5〜30%の範囲で設定し、手数料率によって表示位置と表示頻度が変わります。手数料率が高いほど、表示される頻度は上がります。表示場所は検索結果、カテゴリーページ、商品ページ下段の「こちらはどうですか?」PRエリアで、一度の設定でこれらのページに自動で表示されます。

手数料の計算例

手数料は、タイムセールや商品クーポンを適用した後の実際の決済金額に、設定した手数料率をかけて計算します。

項目金額
販売価格2,980円
タイムセール適用後2,499円
商品クーポン適用後(実際の決済金額)2,399円
スマートセールス手数料(手数料率15%)2,399円 × 15% = 360円

カートクーポンによる割引は、手数料の基準額から差し引かれません。また、スマートセールスの手数料は、カテゴリーごとの販売手数料とは別にかかります。

売上として集計される条件

スマートセールスの売上として集計されるのは、広告商品をクリックしてカートに入れ、実際に決済された注文です。カートに入れてから30日を過ぎて決済された場合は、対象になりません。

運用時の注意点

  • 広告はキャンペーン単位で管理します。キャンペーンは削除できず、期間を設定して終了したキャンペーンは再開できません。
  • 手数料率・商品・期間の変更は、反映までに10〜30分程度かかります。
  • 他の広告と同時に実施できます。パワーランクアップを設定した商品は、検索結果の上部に重複して表示されることがあります。
  • QSMで、広告経由の売上金額・売上件数・クリック数・表示回数を確認できます。

5. 目的別の使い分け

3つの広告は、費用のかかり方が異なります。プラス展示とパワーランクアップは掲載に対して費用がかかる「固定費型」、スマートセールスは売上に対して費用がかかる「変動費型」です。

目的向いている広告理由
特定のキーワードで確実に上位に表示したいプラス展示キーワードを指定して、検索結果の最上段に表示できる
主力商品の露出を継続的に底上げしたいパワーランクアップ1日100円の定額で、検索結果・カテゴリーページの上段に表示できる
費用を売上に連動させ、リスクを抑えて新規接点を増やしたいスマートセールス売上が発生したときだけ手数料がかかる

スマートセールスは、手数料率がそのまま売上に対する広告費の割合になります。たとえば手数料率5%なら、広告費は広告経由売上の5%(ROAS換算で2,000%)です。手数料率を上げると表示頻度は上がりますが、1件あたりの利益は小さくなります。

Q-Labの視点|広告費は利益で判断する

固定費型の広告は、売上が出なくても費用が発生します。一方、変動費型の広告は、販売手数料・クーポン・広告手数料を差し引いた後に、どれだけ粗利が残るかの確認が欠かせません。商品ごとに利益を試算したうえで広告を選び、メガ割などの流入が増える時期にあわせて組み合わせると、広告費の判断がしやすくなります。

6. まとめ

Qoo10の検索連動型広告は、キーワードを指定して最上段に表示する「プラス展示」、1日100円で上位表示を続けられる「パワーランクアップ」、売上が発生したときだけ費用がかかる「スマートセールス」の3種類です。

3つは課金方式も表示のされ方も異なるため、どれか1つを選ぶのではなく、商品の役割と目的にあわせて使い分けることが重要です。広告の効果は、売上だけでなく、広告費を差し引いた利益まで含めて確認しましょう。

自社に合った広告の組み合わせを知りたい方へ

検索連動型広告は、どの商品に、どの広告を、どの時期に使うかによって、売上も利益も大きく変わります。本記事では3つの広告の基本を解説しましたが、実際の運用では、商品の価格帯や利益構造、セールの予定にあわせた判断が必要です。

Q-Labでは、Qoo10の戦略立案からセール企画、広告運用、商品ページ管理まで、データをもとに支援しています。広告の選び方や予算配分にお悩みの場合は、お気軽にご相談ください。

参考